本当に効果的な英語学習法とは

世の中に英語学習法は山ほどありますが…
千歳船橋・経堂で英会話・英検なら東大式英語のJET SETイングリッシュ

世の中に英語学習法は山ほどありますが…

自他ともに認める英語教材・英語学習法オタクな私ですが（経歴はこちらをご覧ください）、先日はあのAtsueigoさんの限定ワークショップ（効果的・効率的な英語学習法）に参加しました。（実際にはGW中ほかに怪しい英語系セミナーにも参加しましたが、そこでの内容は共有に値しないため割愛。後日にネタとしてアップするかもしれませんが…）

結論として、内容は私が提唱しているものと同じでした。ゴールが同じなのですから、そこにたどり着く最も効率的な方法も同じようなものになるのは納得です。

＞良質な英語教材を手に入れて、正しい学習戦略や学習法を理解しても、それを何か月、何年と意識的に継続的に実践しなければ、英語力は向上しません。最初は1、2か月といった短期間でも良いので、とにかくコツコツと学習を続けてみてください。短期間であっても、論理的な学習法を用いた継続学習を達成できれば、必ず成長を実感することができます。この成長が自信につながり、さらに学びたいという意欲にもつながるはずです。こうしたポジティブな学習サイクルをつくりながら、中長期的な学習
へと発展させていきましょう。（English Intelligenceより）

ということで、大切なのは①良質な英語教材を手に入れる、②正しい学習戦略や学習方法を理解する、③それを何か月、何年と意識的に継続する、ということ。

また、彼が提唱する英語学習の順番として、①発音、②文法の二つを早めに終わらせ③単語はずっと継続して学習していくものだと述べられています。これも、私のコースでもまずフォニックスやリスニング訓練法から入り、並行して英語の基礎力作り（英語らしい文の組み立て方の訓練）を行ってから、テキストでシチュエーション別の表現を増やしていきます。また、彼の講座で発音を担当している米国人のかたの発音講座も拝見しましたが、私がリスニング訓練法でお伝えしている5つの内容と同じでした。

つまり、結局、山ほどあるように見える英語学習法ですが、突き詰めれば、英語を身に着ける方法というのは一つしかないのです。正しい教材・方法で、継続すること。メッキではない本物の英語力を身に着けるには、それしかないのです。逆に、それを言わずに「このスクールでは１か月でぺらぺらになります！」「この教材を聞き流すだけでネイティブ英語が全て聴きとれるようになります！」といった、「短期間」「ながらで楽」「●●だけ」系スクールや教材は、残念ながら偽物です。私も現在の英語力に到達するまで20年以上かかりました。私のやってきた方法は、それこそ上記のような怪しい方法（効果が眉唾、あるいはほんのすこーし上達するだけなのに時間がかかりすぎるもの、例：特許取得のナントカ博士の●●メソッドとか、周波数がなんちゃらとか、睡眠中に聞けばxxxとか、4倍速の英語を聞いて慣れれば普通の英語がスローモーションに聞こえる、とか…汗）から正攻法（大手通訳学校や発音矯正の専門スクール。これらもいろいろ非効率だったり欠けているものがあって他に補う必要があったりで、最短距離の効率的なものとは言えないと今では思っています）まで、あらゆるものを含み、決して効率的ではありませんでした。そんな過去の私に今アドバイスできるのであれば、こういう順番・方法でこれをやれば、20年もかからなくてもできるようになるよ、と教えてあげられるのに。

そんな思いで考案したのが、当スクールで行っている、①フォニックスとリスニング訓練、②英語らしい話し方の集中訓練（いわゆる英語脳作り）を最初（3か月）に行って、その後③状況別のバリエーションを増やしていくというやり方です。しかも、使用する教材は、日本のみならず世界のあらゆる教材を吟味した中から取捨選択・修正して作成し、ティーチングの過程での気づきを取り入れ日々アップデートしています。