次回レッスンの準備をしていて、ふと思いました。Snack(発音はスネェァック)という単語、英語では子供から大人までよく使います。しかし英語の「スナック」が持つ意味は、日本で意外と知られていないなあ、ということを。
日本語でスナックと聞くと、まず思い浮かぶのが「スナック菓子」ではないでしょうか。Wikipedia日本語版には、このような説明がありました。
>スナック菓子(スナックがし)とは、軽食代わりに食べられる菓類の総称で、その中で芋、豆類、トウモロコシなどの炭水化物を食用油で揚げたものを指すのが主流である。(中略)それ自体が高塩分、高脂肪、高カロリーである一方、他の栄養価が少なく、ジャンクフードに類される傾向がある。
つまり、揚げ物系のお菓子で健康に悪いもの、という位置づけですね。
しかし!英語でいうsnackとは、全く異なるものなんです。
Snackについてわかりやすい英語の動画があるので見てください。「バーニー&フレンズ」(Barney & Friends) というアメリカの子供向け番組の抜粋です。主人公である紫色のティラノサウルスのバーニーが、ゆるめの歌と踊りを通して子供たちにいろいろなことを教える番組です。バーニーはきもかわで個人的にツボです^^
この歌で、バーニーは子供たちに健康的な食事習慣を教えています。Have a snackというフレーズが繰り返されていますが、これは「軽食(おやつ)を食べる」という意味。日常的によく使う表現です。
単語で難しそうなのは、tangerine(オレンジ)、peel(皮をむく)、crunchy(歯ごたえのよい)とmunch(マンチ、むしゃむしゃ食べる)でしょうか。おまけに、この番組はリスニング素材としても優秀!バーニー&子供たちの発音とリズムがとても参考になるので、ぜひぜひいつでも歌って踊っちゃいましょう♪