Pants on Fire?

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Trump VS Harris Presidential Debate

アメリカ同時多発テロが起きた日である9/11に、次期大統領候補であるトランプ元大統領とハリス現副大統領の初の直接対決が放送されましたね。内容は多岐にわたりましたが、その中で話題になったのがトランプ氏の以下の発言でした。

“In Springfield (Ohio), they’re eating the dogs, the people that came in, they’re eating the cats. They’re eating, they’re eating the pets of the people that live there.”(stated on September 10, 2024 in at a Sept. 10 presidential debate.)

いかにもトランプ氏らしい表現ですが (;^_^A、これを含めたディベートでの各人の発言について、ファクトチェック団体であるPolitiFactが早速ファクトチェックを行った記事がありました。

PolitiFactでは、発言の信憑性について事実確認を行い、その結果として各発言について数段階の評価を付しています。例えば、True, Mostly True, Half True, Mostly False, False です。そして、その中で最も信憑性が低いと評価したものについて、”Pants on Fire” と呼んでいます。

冒頭のトランプ氏の発言が、まさに”Pants on Fire”とされていました。

Pants on Fire とは?

耳慣れない表現だったので調べたところ、pants on fireとは、本来は「お尻に火がついて→慌てふためいて」という意味でした。しかし、Liarliarpants on fire! “Liarliarpants on fire!” 「うそつきやーい(嘘つくとお尻に火が付くぞ~)!」という子どものはやし文句があり、そこから pants on fire=でたらめ、嘘、という意味でも使われるようになったようです。

なお、一説には、トランプ氏の上記発言は、SNSでの噂話(?)を受けてのものだったとか。TV討論会の影響力は絶大なようなので、きちんと裏をとってから言えばいいのに…とは思いますね。

アメリカはテレビ局によってかなり偏向報道の傾向があり(日本も?)、たとえばCNNはかつて、Clinton News Network の略などと揶揄されていました。今回のABCはハリス氏贔屓と言われています。私はディベートの一部始終を見ていたわけではないのですが、放送内でもトランプ氏の発言に対してのみ、何度かファクトチェックを行って司会者が否定していたようで、ディベート後の番組でもハリス氏が優位だということが語られていました。

次回の公開討論は別の局(NBCと言っていたような…)で9/25に行われるようです、そこでは何が起きるのでしょうか。

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