アメリカ版徹子の部屋、と私が思っている「エレンの部屋」(正式名称は“The Ellen DeGeneres Show“ですが、長いのでこのサイトでは「エレンの部屋」と呼びます)とは、アメリカ合衆国ルイジアナ州出身のコメディアンで女優、プロデューサー、脚本家であるエレン・デジェネレス(言いにくいですね Ellen DeGeneres, 1958年1月26日~)が司会を務めていた」、お昼の長寿トークショーです(2003年~2022年)。
彼女は大学を中退し、ウェイトレス、塗装業、ホステス、バーテンダーなどを経て、スタンダップ・コメディアンとして人気番組で「全米で一番面白い人物」に選ばれ、一躍有名になりました。
また、レズビアンであることをカミングアウトしており、同性婚のパートナーがいらっしゃいます。
この方がEllenです(Wikipediaより)。
ブロンドのベリーショートがトレードマーク。
性別を超えた美しさと知性を感じます
「エレンの部屋」には、これまで、数多くの錚々たるゲストが出演しています。Ariana Grande、Taylor Swift、Justin Timberlakeといったミュージシャンから、Paris Hilton、オバマ元大統領やミシェル夫人といった、お騒がせセレブ、政治家など、あらゆるジャンルの有名人が登場します。
私はかねてより「エレンの部屋」がお気に入りだったのですが、その主な理由は、エレンのユーモアがベースにあるゲストとの率直な(時に率直すぎる)やり取りと、本当にやらせなしなんだろうな、と思われるサプライズ(決して人を不快にさせないもの)でした。
エレンとの会話を通じて、ゲストの新たな一面を発見し、ファンになることもありました
実は日本でも10年ほど前、限定的に吹き替え放送されていたようなのですが、すぐに打ち切りとなり、今は周囲に知る人もほぼいない状態。せっかくなので、この素敵な番組を素材にした英語学習を思いつきました。
英語のテレビ番組を素材とした学習法としては、シットコムのFriendsが超有名ですが、あちらは既に類書も数多あり。かたや「エレンの部屋」はトーク番組ということで、ドラマの台詞とは違いアドリブも多く、ゲストそれぞれの英語のリスニングの難しさがあり、まさに生きた英語表現の宝庫
というわけで、次回以降、各ゲストの発言について、使える英語学習という観点から紹介していきます!
次回は、最近来日して話題のTaylor Swiftです!
乞うご期待!