この日本語を英語にすると?
われわれ人間の血管の種類は、実は大きく分けて4種類あるそうです。その4種類とは、動脈、静脈、細小動脈、毛細血管です。そして、 これらの血管をつなぐと全長約9万㎞、なんと地球のおよそ2周半という長さになるそうですよ!
それでは、今回の問題です。この4種類の血管の中で、より馴染みの深い言葉である次の3つを英語にすると、どうなるでしょうか?
「動脈、静脈、毛細血管」
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解答例:artery, vein, capillary (vessel)
いかがでしたか?毛細血管の「血管」の部分については、聞いたことがある、というかたもいらっしゃるのではないでしょうか。「血管」全般は “vessel”といいますね。
次に、動脈と静脈ですが、動と静という対義語である日本語とは異なり、英単語が全く異なります。なお、心臓から血液を運ぶ、往きの道路が動脈。帰り道が静脈です。動脈は酸素や栄養分を運び、静脈は体内のあちこちから回収した二酸化炭素や不要物を、それぞれの処理器官に届けます。
また、毛細血管は、体の末端まで張り巡らされている路地のようなもので、細胞や組織のすみずみに酸素や栄養分を届けます。そして、毛細血管のひとつ手前のところにあるのが細小動脈だそうです。
動脈=arteryで、この単語にはほかに、幹線道路、主要道路という意味があります。静脈=veinですが、この単語にはほかに、葉脈、昆虫の羽の翅(し)脈といった意味もあります。そして、毛細血管=capillary (vessel)ですが、この単語には、ほかに、細い管の、毛状の、といった意味があります。
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